現在、日本で行われる葬儀の多くは仏式(仏教式)で行われていますが、仏教伝来以前から我が国固有の信仰に基づく神道式で行われるお葬式のことを「神葬祭」といいます。
702年に行われた持統天皇の葬儀から仏教色が強まり、その後の文武天皇・元明天皇・元正天皇の葬儀もこれに倣って行われるようになりました。
また中世以降は、仏教の興隆とともに公家や武士にまで仏式の葬儀が広まりました。
明治時代になって、神道式による葬儀を行うことが一般に認められるようになりました。
神道では、人は亡くなると肉体は滅びても御霊(みたま)は留まり、家の守り神となって子孫を守り続けてくださると考えます。
厳かで儀式も分かりやすく、しかも質素なことから、今日では神葬祭が増える傾向にあります。
土生田神社では、神葬祭のご依頼も受け付けております。
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